家庭の食卓で人気の「カレーライス」。
物価が上昇している中、野菜、肉、コメを使った日本人の食生活の代表とも言えるカレーライスは、生活水準を知るうえでいい目安になってくる。
カレーライス物価指数とは?
カレーライスで使用する原材料や、調理にかかる水道光熱費などを基に算出した指標を「カレーライス物価指数」といいます。
帝国データバンクが独自に作成しています。
総務省「小売物価統計」から、カレーライスの具材となるじゃがいもなどの材料や、電気・ガス代など水道光熱費の全国平均価格を基に、それぞれの分量や各調理工程の分あたりエネルギー使用量を配分し、算出。
カレーライスの材料・エネルギーの定義は下記の通り。
調理シーンは「6食分(市販のカレールー1/2パック)をまとめて調理した」もの。
【原材料】 ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、牛肉(輸入)、コメ(コシヒカリ、1食:200g換算)カレールー(市販)、食用油【エネルギー】 電気(炊飯器での調理、約7合分の炊飯+6時間の保温を加味した)、ガス(強火・中火・弱火の各調理手順)、水道水(上水道分のみ、下水道使用料は除く。食材・食器類の洗浄にかかる水量は考慮していない)
カレーライス物価指数の傾向
出典:「帝国データバンク」
最新の数値では過去最高値を更新し、まだまだ上昇が予想されています。
まとめ
カレーライス物価指数の上昇からでなくても、日々の食事に欠かせない食品が値上げが続いていることは、実感していると思います。
ここ最近の、人件費、燃料費、物流費などといった間接的に関わってくるものも上昇しています。
ありとあらゆる価格が上昇し、しばらくはこの上昇傾向は継続するかもしれないので、カレーライス物価指数も上昇していくと思います。
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